最上三十三観音霊場巡り~第六回巡礼 結願~
今月中になんとか結願(けちがん)したいと思っていた、
CUBで行く最上三十三観音霊場巡り。
曇りがちなお天気を気にしつつも、昨日の朝に
最後の巡礼に出発しました。
第三十番 丹生村
~あなたふと みちびきたまへ にうむらの くわんぜおんにぞ はこぶあゆみを~
弘法大師の作と伝わる聖観世音像が納まるお堂は、丹生村集落を見渡せる小高い場所に建っています。
可愛いお孫さんと一緒の納経所の方から御朱印をいただき、次の巡礼地へ向かいました。
第三十一番 富沢
~さとびとの ゆたかにすめる とみざわの のきばのはなも くちぬなりけり~
山刀伐(なたぎり)峠を越えて赤倉温泉に入ると、生憎の小雨模様
冷たい雨にヘコみ気味な私の心に仁王像が喝を!
ご住職に伺ったお話しでは、
観音堂に掲げられている木彫りの「荒れ唐獅子」は名工出羽勘七の作との事。
夜になると観音堂を抜け出すので縄で縛るようになった、んだそうです
番外 世照 (よをてらす)
~よをてらす ほとけのちかひ ありければ まだともしび きえぬなりけり~
JR最上駅近くの天徳寺さん、
こちらの仁王様も迫力の表情です
!
第三十二番 太郎田
~みやまぢや ひばらまつばら わけゆけば たろうだにこそ こまぞいさめる~
国道47号線沿いの明学院さんでは、納経所でお留守番のお婆さんとしばし歓談のあと
いよいよ最後の巡礼地へ
第三十三番 庭月
~よろづよの ねがひをここに たのみおく ほとけのにはの つきぞさやけき~
~いままでは おやとたのみし おひずりを ぬぎておさむる にはつきのてら~
去年の6月に発作的に始めた巡礼も、いよいよ最終の地
入口の小坊主さんとの別れを惜しみつつ、万感の思いでお参りしてきました
庭月山 月蔵院さんの入口にある「おかげさま門」。
足かけ二年の巡礼でお世話になった方々に、改めて感謝感謝です
今回の巡礼で戴いたご朱印帖
さまざまな出逢いと観音様のお導き結晶は、
私の宝物です
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