最上三十三観音霊場巡り~第四回巡礼 前編~

はらほろ

2013年10月02日 07:02

何かと忙しいのと暑いのとで夏の間は中断していたCUBで行く最上三十三観音霊場巡り
一昨日のお休みに、久方ぶりに出かけてみました
秋風に吹かれながら快調に山形入りした私でしたが、最初のお寺探しでやっぱり迷ってしまって
ようようたどり着いた最初の巡礼先は・・・

第四番 圓應寺
~おしなべて ほとけにむすぶ ゑんのうじ たかきいやしき たのまぬはなし~



北山形駅近くの圓應寺は、最上家の祖、斯波頼兼ゆかりのお寺との事。
胎内に秘仏とされる本尊を安置した、一丈二尺の大観音坐像を参拝したあとは
ご住職よりご朱印帖への揮毫をいただいて、足取り軽く次の巡礼地へ。



第八番 六椹
~おもくとも いつつのつみは よもあらじ むつのくぬぎに まゐるみなれば~



山形市の南寄り、鉄砲町にあるお寺は市街地にありながら閑静なたたずまい。
境内にある周辺の札所の案内地図は、ガイドブックの略図(あと観音さまのお導き)を頼り
巡礼している私にとっては、なにより嬉しい道しるべです




第七番 岩波
~みなひとの あゆみをはこぶ いわなみの ちかいはつきじ こけのむすまで~



六椹の案内図で見当をつけて到着した岩波は、西蔵王高原へ向かう途中にありました。
背後に木立を従えた観音堂は、素朴さの中に積み重ねた歳月の重みを感じる建物です。



境内の石碑にも、ゆかしい歴史を感じつつ美しい庭園を散策してきました。



第六番 平清水
~ひがしやま ながれはおなじ ひらしみず むすぶこころは すずしかるらん~



焼き物の里・平清水の、ほぼ中心部にある耕龍寺。
観音堂は本堂から裏手の墓地を200mほど上った場所にありました。



落ち着いた里山の雰囲気を楽しみながら参拝を終えるとそろそろお昼。
昼食を終えてからの巡礼は、続きは次回“後編”に続けます。

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