庄内札所三十三霊場巡り~第六回巡礼 結願~

はらほろ

2010年10月06日 07:04

ときおり小雨の降る昨日の午前中、CUBで行く庄内札所三十三霊場巡り最後の巡礼に出発しました

第十番 大佛山 持地院
~たのもしや むかしながらの つえざくら よくこそしげれ いつのよまでも~



境内にある、金属製の立像としては日本一と言われている酒田大仏も有名なこちらのお寺。
金色に輝く観音様の座像御尊体も見事な作りで、また観音様の後ろには秘仏の立像が安置されており
金色の座像御尊体とは対照的な古色蒼然としたたたずまいを興味深く参拝してきました。

第二十番 春王山 光国寺
~これやこの うききにあへる かめがさき かかるみのりの よにうまれきて~



持地院 さんの程近くにある光国寺さん
小ぢんまりとした境内は濃い緑に包まれていて、街の中にありながら落ち着いた雰囲気を醸し出していました。

番外 慶光山 観音寺
~にごりたる つみもながれて うどがはら こころにうかぶ じひのつきかげ~



亀ヶ崎の町の中にある大きなお寺。
十一面観世音菩薩の御尊像も、大きな堂宇に相応しい立派なものでした。

五月にはじめた三十三霊場巡りも昨日でとうとう結願(けちがん)・・・
パンフレットの略図を頼りに、迷いながら道を尋ねながらさまざまな出逢いを積み重ねて
首番と番外を合わせて35か所のお寺を無事巡る事ができました
終ってみれば、あっと言う間の霊場巡りでしたが、楽しみながら無事に巡礼を終える事ができたのも
ひとえに観音様のお導きなんでしょうね



「巡礼の 旅路の果ての 秋の雨」(原 保郎)



フォトラバ「今稚句抄」に参加しています。
今回の巡礼で戴いたご朱印とお姿は、私の宝物



いつか私が生命を全うする日が来たら、棺に入れてもらって一緒に旅立ちたいです。
関連記事