けんぞの落語会’12
昨年観に行って大満足だった、『けんぞの落語会』。
去年までの会場だった、
酒田市八幡 升田地区の古民家「ホープの家 けんぞ」が
大雪で屋根に穴が空いてしまったとの事で
八幡修道館で行われた落語会に、昨日の午後に行って来ました
♪
入場料無料で、
演目の後に廻るザルに心尽くしのおひねりを入れて楽しむこちらの落語会。
開演前には
めだかの親分さんと初めてお会いできて、
俄然テンションの上がったまま落語の世界に突入しました
最初に
三味線の川崎芳子先生の長唄をうかがったあとに登場は
春風亭 小柳枝門下の真打
春風亭 昇乃進師!
落語を始めて楽しむお客様の為に、落語のしぐさや約束事を楽しく解説した後に
野球ネタから
相撲にちなんだ演目「大安売り」を、
明るく楽しく熱演して下さいました
☆
爆笑の余韻さめやらぬままに、お次の登場は
講談師 日向(ひゅうが)ひまわり師。
こちらも講談を始めて聴くお客様向けに、講談の楽しみ方をサラッと前振りした後に
豊臣末期に活躍した大阪方美男の勇将 木村長門守重成の男振りを描く、
「重成の堪忍袋」というお話を
小気味の良い名調子で聴かせてくれました
トリは昨年に続き、
春風亭 柳之助師。
暑い夏から熱い領土問題へ・・・時事な話題を笑いにつなげつつ、語りはじめたのは
暑いさ中にお屋敷の庭先で仕事の合間に一服している植木屋さんに、その家のご主人が・・・
この時期には定番の
青菜
お屋敷のご主人と植木屋さんの涼しげなやり取りから、長屋に帰った植木屋さんの暑苦しいやり取りまで(汗)
細かな所作を活かしながら笑いのツボをしっかりおさえた貫禄充分の高座を堪能させていただきました
すべての演目が終わってから、演者の方々の記念写真のお許しが出まして
左から昇乃進師、川崎芳子先生、ひまわり師、柳之助師。
庄内に居ながら、こんな豪華な番組で演芸(しかも“心尽くしのおひねり”で!)を楽しめる『けんぞの落語会』
来年もゼッタイ観に行きたいと思います(^O^)/
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