一日一漫歩

午後から娘の授業参観で中学校へ行ってきました。

今日の授業は“総合学習”とのことで、
この間行ってきた沖縄への修学旅行のまとめをやっていました。



ビデオとスライド写真をスクリーンに映して旅行の振り返り・・・時代ですねぇ



その後はクラスの代表が平和学習についての感想を述べたり、



体験学習で習ってきた三線（さんしん）を披露したり



２泊３日の短い時間で、教室では学べない貴重な体験をしてきたのがよくわかりました

特に印象深かったのは平和学習の感想の中で、
『戦争体験者の方の講話で、その方が「戦争は人の心を“鬼”する」と言われたが、
人の心が鬼になるのが戦争なら、日常生活の中でも小さな戦争が起きている』
という趣旨の感想を述べた生徒さんです。

人の心の中の“鬼”をエゴイズムだとすれば、自分の主張を声高に叫ぶあまり
他人の行動の主張に耳を貸さないばかりか、これを邪推し非難するような社会は
まさに小さな戦争と呼ばざる負えないと私も思います。

講話をなさった戦争体験者の方の願いは
「人の心に棲む“鬼”を追い出して戦争をなくし、世の中を平和にする事」だそうです。

今回の授業参観で私は、

・「おもいやり」を大切にする事。
・謙虚さを忘れないこと。

を、あらためて生徒さん達から教えられたような気がしました。