一日一漫歩

酒田出身の写真家、大井成義（しげよし）氏を紹介します。

大井成義氏は、スポーツグラフィック誌での撮影や、みずから展開する
”Ｄａｒｋ　Lake”・”Waterfarlls”・”Lighthouse”シリーズ等の
芸術写真の分野で活発な活動を続ける気鋭の写真家です。

私が彼と知りあったのは、彼がまだ『写真家』になる前の二十歳前の事でした。
私が知る限り、その頃の大井氏には写真の”写”の字もなかったように思いますが、
当時から物の見方や感じ方、考え方に独特なセンスを持っていて、
仕事を始めたばかりの私はおおいに影響を受けた事を覚えています。
（『芸術家肌』っていうんでしょうか・・・）

その後10年以上没交渉が続いていたんですが、
近年になって、ニューヨーク帰りの写真家になっていると聞き、
驚くと同時に「大井先生だば写真家なてもおかしくねぇの～」と思ったものです。
（知りあった当時から”君”か”先生”をつけて呼んでました）


私は写真ついては全くの素人ですが、
大井君の写真を見ると、自然に対する畏敬の念とそれを克服しようとする気概が、
また、陰影・非日常への憧憬とそれを見つめる自身の透徹した意識を感じることができます。

著名人のポートレートについても、被写体の”笑顔”に逃げる事無く
内面から湧き上がる感情を写し取ろうとしている・・・ような気がします。

（こんなことを書くと、また大井君に笑われそうですが・・・）

私かブログをやってることが、大井君に知れたようなので、
今回、意を決して「大井君の事をブログで紹介してもいいっすか？」
と問いあわせた処、二つ返事で快諾頂きました。

是非一度、写真家　大井成義の世界に触れてみてください。

大井成義氏のホームページはこちらです！