2010年05月08日
げるぐと
田圃の水たまりで孵化していたオタマジャクシ。

私は使いませんが、ウチの親なんかはオタマジャクシを“げるぐと”と呼びます。
(ちなみにカエルの事は、フツーに!?“ビッキ”です。)
どちらかというと、カエルの卵の方が“げるぐと”ってカンジですよね

今はちっこい“げるぐと”ですが、田圃に水が張り終わる頃には
一人前のカエルになって、夜には皆で大合唱をするのでしょうか。

カエルの合唱も楽しいですが、できれば音量は控えめでお願いしたいです
私は使いませんが、ウチの親なんかはオタマジャクシを“げるぐと”と呼びます。
(ちなみにカエルの事は、フツーに!?“ビッキ”です。)
どちらかというと、カエルの卵の方が“げるぐと”ってカンジですよね

今はちっこい“げるぐと”ですが、田圃に水が張り終わる頃には
一人前のカエルになって、夜には皆で大合唱をするのでしょうか。
カエルの合唱も楽しいですが、できれば音量は控えめでお願いしたいです

タグ :方言
2010年02月20日
みみこち
2010年02月11日
2月の“ばんけ”
2009年02月28日
ばんけ
昨日の散歩。
田圃の畔道でばんけ(ふきのとう)を見つけました。


前に「植物が季節を感じるのは“気温”ではなく“地温”」だと聞いたことがあります。

今朝はかなり冷え込みましたが、土の中はもう春の準備が出来ているのかも知れませんね
【追記】
記事をアップしてから「ばんけ」の語源を調べてみたんですが、
ばんけ(東北地方の他の地域では“ばっけ”)は、アイヌ語で子供を背負う事を言うそうで、
土から顔を出した“ふきのうとう”を子供の頭に見立てた言葉という説があるそうです。
また、アイヌ語で頭の事を「ぱけ」というそうで、それが語源になっているのでは・・・
との事でした。
そういえば、私の住む地域では、“子供を背負う(おんぶ)”の事を『ばっば』と言います。
『ばんけ(ばっけ)』と『ばっば』、良く似た言葉ですよね。
田圃の畔道でばんけ(ふきのとう)を見つけました。
前に「植物が季節を感じるのは“気温”ではなく“地温”」だと聞いたことがあります。
今朝はかなり冷え込みましたが、土の中はもう春の準備が出来ているのかも知れませんね

【追記】
記事をアップしてから「ばんけ」の語源を調べてみたんですが、
ばんけ(東北地方の他の地域では“ばっけ”)は、アイヌ語で子供を背負う事を言うそうで、
土から顔を出した“ふきのうとう”を子供の頭に見立てた言葉という説があるそうです。
また、アイヌ語で頭の事を「ぱけ」というそうで、それが語源になっているのでは・・・
との事でした。
そういえば、私の住む地域では、“子供を背負う(おんぶ)”の事を『ばっば』と言います。
『ばんけ(ばっけ)』と『ばっば』、良く似た言葉ですよね。
タグ :方言
2008年03月01日
中町散歩
昨日の記事の続きです・・・
母の治療の完了と朝日屋の開店(笑)を待って、中町の中通り商店街をブラついてました。
アーケードには酒田方言の暖簾が、いくつもぶら下がっていました

「もっけだの(ありがとう)」、「おぼげだ(おどろいた)」、「めじょけね(かわいそう)」に
「たがぐ(持つ)」に「うだる(捨てる)」ですか・・・
普段使っている言葉ばっかりです
蛇足ながら残りの言葉は、「めんごい(可愛い)」、「ちゃっちゃど(早く)」、「こちょびで(くすぐったい)」、
「しょす(はずかしい)」ってところでしょうか?
「やばち」は、”濡れて気持ちが悪い”時に使う言葉で、
急な雨に降られて体が濡れた時は「やばちっ!」って言いますが、
温泉に浸かって温まってるのは、ヤバチくないです
「んだ! ブログ」をご覧の皆さんには「常識でしょ!」って感じかもしれませんが・・・
また、あちこちのお店のショーウィンドーに「お雛様」が飾ってあるのも目につきました
こちらは、大谷閣さんの店先に展示されている雛人形です

平日の午前中と言う事もあり、人通りは多いとは言いえませんでしたが、
商店街の皆さんの熱意とアイディアが伝わって来て、豊かな気持ちで散策する事ができました
今度はヨメも連れてこようと思いながら、「しぇばの(じゃあ、またね!)」って、商店街を後にしました

母の治療の完了と朝日屋の開店(笑)を待って、中町の中通り商店街をブラついてました。
アーケードには酒田方言の暖簾が、いくつもぶら下がっていました

「もっけだの(ありがとう)」、「おぼげだ(おどろいた)」、「めじょけね(かわいそう)」に
「たがぐ(持つ)」に「うだる(捨てる)」ですか・・・
普段使っている言葉ばっかりです

蛇足ながら残りの言葉は、「めんごい(可愛い)」、「ちゃっちゃど(早く)」、「こちょびで(くすぐったい)」、
「しょす(はずかしい)」ってところでしょうか?
「やばち」は、”濡れて気持ちが悪い”時に使う言葉で、
急な雨に降られて体が濡れた時は「やばちっ!」って言いますが、
温泉に浸かって温まってるのは、ヤバチくないです

「んだ! ブログ」をご覧の皆さんには「常識でしょ!」って感じかもしれませんが・・・
また、あちこちのお店のショーウィンドーに「お雛様」が飾ってあるのも目につきました

こちらは、大谷閣さんの店先に展示されている雛人形です

平日の午前中と言う事もあり、人通りは多いとは言いえませんでしたが、
商店街の皆さんの熱意とアイディアが伝わって来て、豊かな気持ちで散策する事ができました

今度はヨメも連れてこようと思いながら、「しぇばの(じゃあ、またね!)」って、商店街を後にしました

2008年02月28日
やぎ!
この間、清水屋でやってた 『山形県んめものフェスタ』で買って来た、「むらやまのドブロク」です

私の住んでるトコロでは、ドブロクの事をヤギと言います
多分、見た目がヤギの乳に似ているからだと思ってたんですが・・・
ヤギの乳みたいに見えませんか・・・!?

それが、「ぬくい酒田方言」を読んで見ると、
ヤギには、
① 密造酒と、言う意味と、
② 八木と書いて、米の事を表す言葉
と、いう意味があるんだそうです
密造酒といったら、だいたいドブロクでしょうからわかる気がしますが、
”米”の字を分解して”八木”ですかぁ・・・
「米から作ったお酒」って意味だったのかも!
業界用語みたいなモンですかねぇ・・・
「むらやまのドブロク」は、
とってもフルーティな味わいで、一人であっと言う間に飲んでしまいました


私の住んでるトコロでは、ドブロクの事をヤギと言います

多分、見た目がヤギの乳に似ているからだと思ってたんですが・・・
ヤギの乳みたいに見えませんか・・・!?
それが、「ぬくい酒田方言」を読んで見ると、
ヤギには、
① 密造酒と、言う意味と、
② 八木と書いて、米の事を表す言葉
と、いう意味があるんだそうです

密造酒といったら、だいたいドブロクでしょうからわかる気がしますが、
”米”の字を分解して”八木”ですかぁ・・・
「米から作ったお酒」って意味だったのかも!
業界用語みたいなモンですかねぇ・・・
「むらやまのドブロク」は、
とってもフルーティな味わいで、一人であっと言う間に飲んでしまいました

タグ :方言
2008年02月19日
カメ!
先日、人気ブロガーのももたろうさんに、
犬のことを方言でカメという、と教えて頂いたんですが、
ウチにあった広辞苑第三版に、この言葉が載っていました
~広辞苑 第三版 499頁より~
カメ
〔幕末・明治初期、欧米人がcome here(こっちへ来い) といって犬を呼んだことからという)〕洋犬のこと。
come here ⇒ カム ヒヤー ⇒ カメや~ ⇒ カメ
方言の語源が南蛮渡来だったなんて・・・
言葉って奥深いっす
んで、おらえのカメです(ウチのは和犬ですが・・・)

チコ、今度はカメって呼んでもコッチ向いてくれよ!
犬のことを方言でカメという、と教えて頂いたんですが、
ウチにあった広辞苑第三版に、この言葉が載っていました

~広辞苑 第三版 499頁より~
カメ
〔幕末・明治初期、欧米人がcome here(こっちへ来い) といって犬を呼んだことからという)〕洋犬のこと。
come here ⇒ カム ヒヤー ⇒ カメや~ ⇒ カメ
方言の語源が南蛮渡来だったなんて・・・
言葉って奥深いっす

んで、おらえのカメです(ウチのは和犬ですが・・・)

チコ、今度はカメって呼んでもコッチ向いてくれよ!

タグ :方言
2008年02月17日
雪捨て川
遊佐町内を流れる八面川(やづめかわ)は、近所の人たちの格好の雪捨て場(方言で言えば、ゆぎうだりば)になってます

この川は水量も豊富で、捨てた雪が詰まったりしないので付近の人達は重宝してるみたいです。
私も雪の置き場所には困っているので、羨ましいっす
ちなみに川に捨てた雪が詰まる事を、ウチの近所では『イカまる』っていうんですが、
どうせ他の地域では言わないんでしょうね
酒田方言の本にも載ってなかったし・・・
・・・それはさておき

捨てた雪が積もって、堤防みたいになってます。
ウッカリ踏み抜いて、川に落ちないでねっ

この川は水量も豊富で、捨てた雪が詰まったりしないので付近の人達は重宝してるみたいです。
私も雪の置き場所には困っているので、羨ましいっす

ちなみに川に捨てた雪が詰まる事を、ウチの近所では『イカまる』っていうんですが、
どうせ他の地域では言わないんでしょうね

酒田方言の本にも載ってなかったし・・・

・・・それはさておき

捨てた雪が積もって、堤防みたいになってます。
ウッカリ踏み抜いて、川に落ちないでねっ

2008年02月15日
ぬくい酒田方言
2008年01月29日
まぶ
雪庇(せっぴ)というんでしょうか、ヒサシ状に張り出した雪を私の地域では、「まぶ」と呼びます。

側溝などを覆うようにフワッと積った雪も、同じように「まぶ」と呼び、
「側溝ンどごろまぶなてで、上さ乗たば落ぢでしまた(>_<)」
などと使います
「まぶ」は庄内一円の”標準語”だと信じて疑わなかったのですが、
知人と話していて、庄内どころか酒田あたりでも使わないローカル方言だった事に近年気づきました
酒田生まれの知人にまぶの意味を説明して、
「へば、おめだなまぶどご、何って言うなや!」と問うたところ、
「それは、”吹きだまり”っていうんだよ。」
と、優しく諭されました
ン~、わがんねかな~!
”吹きだまり”とはちょっとニュアンスが違うんです。
「まぶ」は「まぶ」なんだよ~ん
・・・言葉って難しいっす
側溝などを覆うようにフワッと積った雪も、同じように「まぶ」と呼び、
「側溝ンどごろまぶなてで、上さ乗たば落ぢでしまた(>_<)」
などと使います

「まぶ」は庄内一円の”標準語”だと信じて疑わなかったのですが、
知人と話していて、庄内どころか酒田あたりでも使わないローカル方言だった事に近年気づきました

酒田生まれの知人にまぶの意味を説明して、
「へば、おめだなまぶどご、何って言うなや!」と問うたところ、
「それは、”吹きだまり”っていうんだよ。」
と、優しく諭されました

ン~、わがんねかな~!
”吹きだまり”とはちょっとニュアンスが違うんです。
「まぶ」は「まぶ」なんだよ~ん

・・・言葉って難しいっす

タグ :方言